| 研究者 | 長谷部 正 |
| 番号 | 16-1-41 |
| 研究課題 | 異種材料の接合と肉盛り溶接に関する研究 |
| 成果 |
本研究ではSS400、SUS304、純Tiの厚板に対して、粒径-70/+250Mesh のCo-Base粉末をAr雰囲気のシールドボックス内で肉盛り溶接を行った。ガス流量と粉末供給量は一定条件とし、電流値のみを変化させて最適条件を模索した。 各材質の肉盛硬化層は、割れも無く良好な結果を得られた。 同じ電流値の条件で各材質を比較した場合、純Tiは溶融幅が広く溶け込みが深い。また、若干ではあるが酸化度合いも強い傾向にある。肉盛硬化層の密着強度および硬度については、ハンマーで強打しても剥がれ落ちることもなく、十分な硬度を得ることができた。今後は耐磨耗を必要とする機械部品や刃物などへの適用を検討したい。 昨年、Mg合金同士の溶接に関する研究に取組み、得られた特性データを基に、溶接構造のMg合金製テーブルの製作を試みた。 テーブルの脚と荷物棚はAZ31のパイプ材(φ28.5・φ16.0 t=1.2o)を使用し、フレームには板材(t=3o)を使用した。溶接はTIG溶接機にて行い、溶加棒はAZ31のワイヤー、シールドにArガスを使用した。 製作したテーブルは、片手で楽に持てるほどの重量でありながら剛性も有り、耐食性を除けば実用に耐える仕上がりとなった。 |