こんなにイイものだったんだ!「石油ストーブ」で乾燥知らずの快適な冬が過ごせそう!

※&GP Produced by GoodsPressからの転載

“復刻”モデルが数多く登場しているスニーカーや、“ネオクラシック”モデルが人気となっているクルマなど、近年、若い世代を中心に“レトロ”なモノへの関心が高まっています。

あるIT企業に勤める30歳の男性も、レトロなモノに目がないひとり。昨年の緊急事態宣言で在宅勤務となったことを機に、思い切って憧れだった小さな古民家(リフォーム済みだけど築90年!)に引っ越したそう。「会社まではちょっと遠くなりましたが」とのことですが、生まれてこの方、ずっとマンション暮らしだったため、初めての古民家&戸建てライフを満喫しているそうです。

とはいえ、やはり戸惑うことや困っていることも多い模様。中でも最もつらかったのが寒さだったとか。「でも今は快適ですよ!」という彼の古民家ライフをちょっとのぞいてみましょう。

■決め手は雰囲気!

今の家に引っ越して来て、まず驚いたのが隙間風(笑)。とにかく寒いんですよ。玄関を入ってすぐ横の小さな和室を在宅勤務用の部屋にしているんですが、底冷え&隙間風がもう…。そんな話を会社の先輩にしていたら、“石油ストーブ”をオススメしてくれたんです。

この先輩、数年前に郊外に一戸建てを購入したんですが、やっぱり冬の寒さにやられたらしく。いろいろ調べて石油ストーブを使うことにしたそうなんですが、まぁあたたかいとか。しかもすぐ!

そんなことを聞いたら気になるじゃないですか。すぐに調べてみたら、なんだかかっこいいモデルを見つけたんです。それがコロナの公式オンラインストア限定モデル「ClassicBlack」。僕が買ったのは8畳用の「SX-CE280Y」(2万1800円)ですね。リニューアルしてオールブラックになったらしく、マットな色合いがイイ感じ。

▲マット加工されたパネルにシンプルなデザイン。初心者でも分かりやすい

石油ストーブって、昔おじいちゃん家に行った時に見たことがあるぐらいだったんですが、あらためて見てみると雰囲気があって、ちょいレトロというかヴィンテージ感というか、とにかくうちにはピッタリ。シックなマットブラックだから、新築の今風の家にも似合うと思うんですよね。ということで即ポチっちゃいました(笑)。

▲輻射熱でやさしいあたたかさ

ワークスペースに置いてみると、これがまたいい。雰囲気あると思いませんか? 点火もボタンを押すだけ。初めてだったけど戸惑うことはなかったですね。

しかも点火すると、部屋全体をじんわりとあたためる! これ重要!

やさしいあたたかさで、本当に体の芯まであたたまる感じです。

点火も消火も分かりやすくて簡単だし、ある程度覚悟はしていたニオイも「ニオイカット消火」を使えば気にならないレベル。

■リビングでも寝室でも活躍してくれる!

あと、これは使い始めて思ったんですが、動かしやすいんですよ。コンパクトだし電源コードがないから。

▲高さ510×幅452×奥行324mm、重さ7.8kg、タンク容量4L

点火用に乾電池が必要ですが、その分コードがないからひょいっと動かせる。仕事の時はワークスペースに、食事の時にはリビングに、本当に寒い夜は手軽に寝室にも持っていけます。

リビングはフローリング(板敷きじゃないですよ)だから、当然ですが足もとが冷たい! 石油ストーブはエアコンと違って身体をしんからあたためてくれるじゃないですか。だからエアコンみたいに、つけてるけど足もとは寒いなんてことがない。これは使ってみて分かったことですね。

※可燃物との離隔距離は取扱説明書をご確認の上、ご注意下さい

そういう意味では、空気が乾燥しないという点もうれしいかも。寝る時に使っても、輻射熱でじんわりあたたかく、朝起きた時に口の中がカラカラになってない。前の家でエアコンを使っていた時は、加湿器を動かしていても乾燥してるなという感じがあったことを考えたら、かなり違います。あと風が出るわけじゃないから静かなのもありがたい。

それに、心配事のひとつだった給油も、思っていた以上にラク! これはうれしい誤算だったかも。

タンクを開けるのはつまみを引くだけ。閉めるのはグッと押すだけ。初めての石油ストーブだからこれが当たり前だと思っていたら、先輩が「それいいわ!」って。どうやら先輩の持っている石油ストーブのタンクはキャップ式で、クルクル回して開けなければいけないらしく、たまに手に灯油がついちゃうとか。知らなかった…。ラクなのは助かります!

■災害時にも使える!

元々寒さが苦手なのに、憧れの古民家で快適に暮らせるのは、やっぱり石油ストーブの存在は大きいですね。

底冷えする玄関で趣味であるキャンプの道具のメンテナンスをする時も当然持っていって使います。

仕事に合間に休憩する時も、燃えているところを眺めるとホッとするんですよ。キャンプで焚き火を眺めている時に似ているかも。落ち着きますよ、ホント。

仕事に合間に休憩する時も、それに、電源が必要ないので、いざ災害が起こった時でも使えるという点も心強いですよね。

初めての石油ストーブですが、知らなかった利点もいっぱいあって、これからも重宝しそうです。

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レトロな古民家にも新築一戸建てにも似合うマットブラックな石油ストーブ、コロナのオンラインストア限定モデル「ClassicBlack」。デザインはもちろんですが、石油ストーブならではの“身体のしんからポカポカするやさしいあたたかさ”と“温風が出ない・乾燥しない”といった特徴は、初めての人にも刺さったようです。使ったことがないという人も、検討してみる価値アリですよ。

文/円道秀和(&GP) 写真/田口陽介 モデル/凪 スタイリング/宇田川雄一