コロナOUTFIELDの「ナイトブラックエディション」は全方位で隙なし! コロナOUTFIELDの「ナイトブラックエディション」は全方位で隙なし!

このページは CAMPHACK(2025年10月)掲載記事の内容を、一部編集して転載しています やっと残暑が落ちついてきたところで、そろそろ気になってくるのがキャンプの冬支度。特に、本格的に寒くなってきてからは入手困難になる暖房機器は、この秋の時期が狙い目です。
そこで優れた機能性とルックスを両立する、OUTFIELD(アウトフィールド)の新作「ナイトブラックエディション」を紹介。
記事を読んだら、OUTFIELDの特設ページもぜひチェックしてみてくださいね!

大人気の「OUTFIELD」に 漆黒カラーが爆誕

日本の暖房機器メーカー、コロナが展開するブランド「OUTFIELD(アウトフィールド)」から、シックな新顔が登場しました。
「ナイトブラックエディション」と銘打たれたこちらは、その名の通りソリッドな漆黒カラーが魅力。
“手つかずの自然、無骨さ”をコンセプトに、ストーブの本体の存在感を消すことで、主役となる「炎」が際立つデザインに仕上げられています。

無骨で繊細な、Made in 燕三条の安心感

もちろん、魅力はルックスだけじゃありません。暖房機器で最も重要なのは安全性ですが、その点、アウトフィールドのストーブは、日本が誇る職人の街・新潟県の燕三条メイド。
燕三条といえば、無骨かつ繊細なギアを数多く生産する、ものづくりの重要拠点。それだけでも安心できるキャンパーも多いのではないでしょうか?

しかもコロナは、70年間もストーブを作ってきた老舗メーカー。
堅牢なボディ設計に加え、対震自動消火装置や視認性に優れた水平器など、実用的な安全装備も、しっかり搭載されています。

ギア好き先輩キャンパーが、魅力を掘り下げる

早速、「ナイトブラックエディション」にラインナップされる4モデルをチェックしてみましょう。
一緒に魅力を掘り下げてくれるのは、アウトドアシーンに長年携わるフリーPRの勝山龍一さん。スタイリッシュなギア選びにも定評があります。
早くも爆売れの予感大の注目アイテム。特設ページではすでに販売も開始されているので、お探しの方は下記のリンクをチェックしてみてください!

ランタンみたいな レトロなルックスが魅力

まずは、ソロからデュオキャンプに最適な小型対流形石油ストーブ「SZ-F32A」。ランタンをイメージしたという丸みのあるガードを備え、どこかレトロなルックスが魅力です。
早速、テンマクデザインの定番ティピー・サーカスTCにインストールしてみました。サイトの雰囲気にフィットしているけど、サイズ的にもちょうどいいかも。
コンパクトで持ち運びしやすく、ガレージやリビングでも扱いやすい大きさなので、汎用性も抜群です。

実際に火を入れた状態がこちら。
天板の上にあるゴトクは後ほど触れるとして、椅子に座ったままケトルを置くことができる、絶妙な高さも使い勝手がよさそう。
ちなみにこのサイズでもタンク容量は3.8Lもあり、木造9畳まで対応します。

ガラス外筒の赤熱式燃焼筒を採用しているため、安定感のあるオレンジの光が鮮やか。昼間でもテント内だと漆黒ボディが周りに溶け込み、炎の存在がより際立ちます。

勝山さん

ナイトブラックのボディとオレンジの炎のコントラストが綺麗ですね。LEDランタンとは違う、ナチュラルな灯りに癒されます。これは自宅でも使いたくなるかも。

ソロで使うなら反射板はマストかも

さらに別売の反射板をセットすることで、ストーブの前面を効率的に暖めることも可能。ストーブ前に居座ることが多い、ソロキャンプで使うならマストかも?
実用的なカスタムですが、セットするとギア感もさらに増すので、冬キャンプに持ち込むなら、ぜひとも取り入れたいパーツです。

定番モデルは グルキャンもおまかせ

こちらは、大人数のグルキャンやファミキャンに対応する、大型の対流形ストーブ「SL-F510A」。1962年から続くコロナのロングセラーモデルがベースになっているだけに、デザインはクラシックかつ普遍的。
従来のSLにはなかった、横ガードも装備されているので、ギア感溢れる無骨な雰囲気も漂っています。
木造13畳用なので、10人くらいで使えるMSRのシェルター・パビリオンにインストールしてみました。このサイズなら、宴会幕やドームテントでも活躍しそうです。

漆黒のホーロー製ボディにのぞき窓があり、そこから炎の明かりが見えるため、火を入れると、どこか温かみのある空間に。
ちなみにこの窓は、耐熱性に優れた鉱物の雲母板を採用。ガラスではないので、よく見ると、鉱石の脈(すじ)も見えます。

勝山さん

窓から火が見えるのはいいですね。リラックスできるし落ち着きます。ずっとデザインが変わらないプロダクトって信頼できるじゃないですか。カーミットチェアとかダナーのブーツとか。このストーブもそんなアイテムですよね。

無骨な「グラフィックゴトク」もセットに

しかも「ナイトブラックエディション」のSLタイプ・SZタイプのストーブは、5種類のグラフィックから選ぶことができ、オリジナルデザインの「グラフィックゴトク」もセットになっています。
ゴトクは単体でも入手できるので、従来のベージュカラーのモデルを所有している人も使用可能です。

どのグラフィックも無骨なデザインで、天板にセットするだけでストーブのギア感がマシマシに。
ルックスもいいけど、鍋やケトルを乗せても天板が傷付かないから実用的。これからの季節は、煮込み料理などでもストーブが活躍するけど、ゴトクを挟むことで、ちょうどいい火加減になりそうです。

収納バッグも、ゴトク対応にアップデート

そして、別売りの収納バッグにも、グラフィックゴトクを収納できるスペースを装備。キャンパーの現場目線で考えられた、機能性をしっかりと追求しています。
ゴトクもセットになる「ナイトブラックエディション」のストーブを入手するなら、収納バッグも一緒に購入したほうがよさそうです。

勝山さん

こうしたギミックは、ストーブメーカーとしては珍しいですよね。アウトフィールドが外遊び好きに向けられたブランドってことが、よくわかりました。

左:FH-CPF25A / 右:FH-CPF33A

ポタ電対応ヒーターも キャンプの新定番

「ナイトブラックエディション」は、石油ファンヒーターも展開しています。
マットブラックのボディが家電テイストを軽減してくれるため、サイトにセットしても違和感なし。
木造7畳まで対応するコンパクトな「FH-CPF25A」と、木造9畳まで対応する「FH-CPF33A」の2サイズ展開なので、スタイルに合わせて選ぶこともできます。

でもキャンパーにとって最大の魅力といえば、低出力のポータブル電源(200W以上)でも稼働させられるってこと。
さらに、標高2,000mまで対応する「高地切換モード」や、手を汚さず給油できる「よごれま栓タンク」など、フィールドで扱いやすい機能も満載です。

勝山さん

暖房の瞬発力が高いファンヒーターが、このルックスでポタ電とセットで使えるなら、冬キャンプの一軍ギアになりそう。これいいですね!

「ストーブマット」が購入特典で貰える!

そして、「ナイトブラックエディション」の4台は、購入特典としてストーブマットも用意されています。
石油ファンヒーターにはストーブ用のゴトクは付属しませんが、こちらのストーブマットは、しっかりとセットに。
土のサイトで使ったあとでも、本体を拭かなくてもいいし、ワンポイントのロゴもスタイリッシュ!

もちろん、ストーブ同様、ファンヒーターにも収納バッグが用意(別売)されています。しかも、付属の固定タンクキャップ(黄色)と、灯油用スポイトを収納できるサブポーチ付き。
付属のスポイトで、本体内部の固定タンクに残った灯油を抜くことができるから、道中で灯油漏れの心配も無用。
野外に持ち出すことを考慮して作られている石油ファンヒーターは、アウトフィールドくらいでは?

機能、安全性、ルックスの 3拍子揃う傑作

アウトフィールドの「ナイトブラックエディション」は、機能性、安全性能、ルックスの3拍子が揃う傑作でした。
暖房機器は、実績がある老舗メーカーの方が安心して使えるけど、野外に持ち出すことを考えると、アウトフィールドは間違いなく本命になりそうです。
キャンプと自宅で兼用できる暖房機器を、今冬に向けて買い替えたり、新たに購入する予定があるなら、このタイミングで入手しておくのがベストですよ!

撮影協力:オートキャンパーズエリアならまた

出典元

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