ポータブルエアコン「BREEZE BOX」 夏の灼熱テント、これで救える!コロナ「OUTFIELD」の新作が快適すぎた

夏の灼熱テント、これで救える!コロナ「OUTFIELD」の新作が快適すぎた

このページは CAMPHACK(2026年6月)掲載記事の内容を、一部編集して転載しています洗練された暖房ギアを展開するコロナのブランド、OUTFIELD(アウトフィールド)から、
夏キャンプで大活躍しそうなギアが初登場。なんと、初回販売分は即完売してしまったとか。
これを使えば真夏の灼熱テント問題も、スマートに解決してくれそうです。
むしろ今夏に買うべき、清涼ギアの大本命になる予感大!

黒い暖房器具のツマミのアップ

アウトフィールドの夏キャンプ革命?

日本が誇る暖房機器メーカー、コロナが展開するアウトドアブランドといえば、「OUTFIELD(アウトフィールド)」。

その名の通り、アウトドアに対応するスタイリッシュな暖房ギアを展開し、昨冬も漆黒の「ナイトブラックエディション」が話題になったばかりです。

そんなアウトフィールドが、冬を待たずして新作ギアをリリースします。なぜこの時期かと言うと……。

ベージュのポータブルクーラー

まさかの清涼ギア!
「BREEZE BOX」爆誕

なんと、暖房機器ではなく清涼ギアなんです。それがこちらのポータブルエアコン「BREEZE BOX(ブリーズボックス)」

一般的にはストーブのイメージが強いコロナですが、実はエアコンも40年以上生産し続けている実績があり、その長い歴史で培われた技術力を惜しみなく注ぎ込んだのが、本作です。

エアコンメーカーならではの、
高い冷却力

注ぎ込まれた技術のひとつが「D.H.E.システム(デュアル熱交換システム)」。

前面(冷風側)と背面(排熱側)の吸気と排気を分離することで、テント内の冷えた空気を、さらに冷やした状態で再びテント内に戻すため、効率よく冷却できます。

具体的には、外気温よりも10度(※1)ほど低い冷風を出すことができ、しかも、その風が10m(※2)先まで届くパワフル設計。容量1,000Whのポータブル電源で、約5時間(※3)ほど稼働させられます。

※1 周囲環境27℃、60%(RH)、風量:LOW(60Hz)の時
※2 風量HIGH、風速0.35m/sの風が届く範囲
※3 室内27℃47%(RH)/室外35℃40%(RH)、風量:MID(60Hz)の時。使用するポータブル電源の特性や充電状況、バッテリーの消耗具合、ポータブルエアコンの使用条件により運転可能時間は変動します

ベージュのポータブルクーラーが車のラゲッジに積載されているところ ベージュのポータブルクーラー

アウトフィールドらしい
ルックスとギミック

そんな性能も要注目ですが、キャンパー的にはサイト映えしそうなルックスも気になるのでは? 

アウトフィールドのストーブと同じく、もちろん「ブリーズボックス」もアウトドアで使うことを想定してデザインされているため、こうしたギアにありがちな“家電感”は皆無。

ギア感溢れるミリタリーライクなカラーリングに加え、車載しやすいボックス形状になっています。

さらに、上部には持ち運びしやすい取っ手が備わり、折り畳み式の脚まで装備。おかげでフィールドに直置きしても本体が汚れにくいなど、現場目線のギミックも詰め込まれています。

テントの前で微笑む男性

はたして実力は?夏を先取り、テントに投入!

近年は猛暑日も多く、“夏キャンプ暑すぎる問題”が浮上しつつあります。そんな悩みを解決してくれる、救世主ギアになるのでは……?

ということで、実際のところ、どれくらい冷えるのかをチェックしてみることに。試してくれるのは、キャンプ歴20年の2児のパパで、アウトドア料理も得意な笠巻さん。

笠巻さん

笠巻さん

小学生と未就学児の子どもがいるから、真夏のキャンプはちょっと心配だったんです。でも、これがあれば家族で快適に過ごせるかも?

キャンプでテントの前に座る男性 ベージュのポータブルクーラー

今回、インストールするテントは、ファミリーでも使えるザ・ノース・フェイスのランダー6。前室のリビングに配置してみたところ、かなり馴染んでいます。

ちなみに本体サイズは、幅264mm×奥行580mm×高さ315mm(脚は含まず)。スマートなシルエットのスクエアボディなので、室内でも圧迫感がありません。

そして、脚付きならではの利点として、こんな使い方も。なんと、インナーテントの立ち上がりを跨がせた状態で設置できるんです。どうやら、それを踏まえた高さ設計にしてあるとか。

温度計を手に持っている様子 ファンヒーターの電源をつける様子 温度計を持って暑そうな顔をしている男性

猛暑じゃないなら、
灼熱テントを作ればいいじゃない

早速、実力を検証してみましょう。とはいえ、撮影時の外気温は24℃と猛暑日には程遠く、雨上がりのため湿度も85%と、かなりしっとりした気候です。

それならば、まずはリビング内の温度を、猛暑日を想定した35℃前後まで上げてしまえばいい!

そこで投入するのが、アウトフィールドの石油ファンヒーター「FH-CPF25A」。低出力のポータブル電源(200W以上)でも稼働する汎用性を持ちながらも、木造7畳まで対応するハイパワーの持ち主。

暑いときも寒いときも、そして家でも外でも、アウトフィールドはマルチユースで頼りになりますね!

ということで、テント内でヒーターを稼働させること10分。笠巻さんの顔を見れば一目瞭然ですが、リビング内の温度は35℃のプチサウナ状態。乾燥した熱風により湿度は少し下がりましたが、熱気がこもっています。

ととのいそうになっている笠巻さんに、早速ブリーズボックスを稼働してもらいましょう。

電化製品の操作部分

初見でも迷わない、
シンプルな操作性

ブリーズボックスの操作パネルは、直感性に優れたアイコンを採用。初見でも迷わないシンプルな操作性を実現しています。

右から2番目のボタンが「運転切替」。1回押すごとに、「冷風運転」、「冷風・送風交互運転」、「送風運転」の3段階に切り替わります。

笠巻さん

笠巻さん

説明書がなくても直感的に操作できました。1秒でも早く涼しくなりたいから助かります!

テント内でくつろぐ男性

約5分で、
灼熱地獄が清涼空間に

ブリーズボックスを稼働させて5分経過した時点で、テント内の温度と湿度をチェックしてみると……なんと気温は18℃に!湿度も外気より10%も低い状態をキープしています。

笠巻さん

笠巻さん

うわあ〜マジ、天国ッス!不快指数が爆下がりです。むしろ清々しい!

テント内で就寝する男性

これは夏キャンプ暑すぎ問題を、抜本的に解決してくれる神ギア確定の予感……!

しかも意外と静か。
おかげで朝までスヤァ( ˘ω˘ )

今度はインナーテント内に冷風を送ってみたところ、あっという間に清涼空間になり、コットで横になりはじめた笠巻さん。

リラックスし過ぎ、と思うなかれ。ブリーズボックスは、稼働音が意外と静かなんです。これは40年来のエアコンの技術を活かした低騒音設計により、振動音を最小限に抑えているから。

笠巻さん

笠巻さん

あまりにも快適だから、つい眠くなってきちゃって(笑)。これなら熱帯夜に稼働させても、朝までグッスリですね。ある意味、ととのいの境地に到達しそう。

ベージュのポータブルクーラーにダクトをつけている男性 外から出ているダクトをテントの中で眺める男性

ダクトは冷風側にもセット可能

ポータブルエアコンといえば、本体に取り付ける「ダクト」もマスト。もちろん「ブリーズボックス」にも付属されていますが、独自の使用方法があります。

それは冷風側・排熱側どちらにでもセットできるという点です。普通のエアコンのように背面に取り付けて室外に熱を放出するだけでなく、冷風側にセットしてテント内に冷気を送り込むこともできるんです。

これは、排熱側と冷風側でそれぞれ吸気と排気を分離させた「D.H.E.システム」ならではの使用方法。

おかげで、本体を前室に置いて、ダクトだけインナーテント内に引き入れるなんて使い方も可能。それにより、室内を広々と使えます。就寝時はこれがベストな配置かも?

ベージュのポータブルクーラーを見つめる男性 ダクト、ダクトケース、排水ホース

神ギア確定だけど、
ちょっと気になる部分も?

もはや夏キャンプに革命を起こすレベルの清涼ギアですが、実際に使ってみて、ちょっと気になった弱点も挙げてみます。

まずは、電源サイトじゃない場合は、ポータブル電源※4が必要になるということ。そしてエアコンなので、ドレン水の処理も必要になってきます。

あとは、本体の重量が12kgあるため、持ち運びがやや大変。とはいえ、テント内に設営してしまえば、帰るまで動かすことはあまりなさそうです。

※4 ポータブル電源は、正弦波100Vの50Hzまたは60Hz、定格出力は300W以上かつ、最大出力は700W以上のものをご使用ください。本製品は定格以外の電圧で使用すると事故や故障、誤作動などの原因になることがあります

ただ、持ち運びや保管時に使う専用ケースは欲しい! アウトフィールドの暖房器具には専用ケースが用意されているので、追って発売されるのを期待しましょう。

ちなみに、ダクト用の収納バッグは8月に発売予定。こちらは排水ホースを収納するポケットも付いています。

ベージュのポータブルクーラーをかかえて微笑む男性

夏キャンプ暑すぎる問題は、これで解決

アウトフィールドの新たな挑戦ともいえるポータブルエアコン「ブリーズボックス」は、テント内の温度と湿度をスマートに下げてくれる最強の清涼ギアでした。

ファミリーキャンプでも活躍してくれますが、ソロキャンプで優雅に使ったり、グルキャンの宴開幕にインストールしたり、車中泊に取り入れるのもあり。

“冬キャンプ寒すぎる問題”をスタイリッシュに解決してくれたアウトフィールドが、今度は“夏キャンプ暑すぎ問題”を解決してくれそうです。