株式会社コロナ

平成31年年頭式 小林社長挨拶要旨 ~明るい未来へ邁進してまいりましょう~

2019年1月 4日

株式会社コロナは、2019年1月4日(金)午前8時20分から本社で年頭式を行い、内田力会長・小林一芳社長が社員約800名を前に年頭の挨拶を行いました。

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小林社長年頭挨拶(社員向け挨拶要旨)

皆さん、新年おめでとうございます。輝かしい新年を皆さんとともに、元気に迎えることができ、たいへん嬉しく思います。

平成31年、今年は平成最後の年となり、コロナは今年、創業82年を迎えることとなります。これまで「誠実と努力」の創業精神のもと、新たなライフシーンを実現し、お客様に喜んでいただけるよう、数々の商品開発やサービスの提供を進めてまいりました。困難もありましたが、全社一丸「げんこつの理」の精神のもと団結し、乗り越え、歩みを続けてまいりました。

今年度は第7次中期経営計画「Vアッププラン」の最終年度であり、現在、新年度から始まる第8次中期経営計画の策定を進めておりますが、まずは掲げた目標を達成できるように最後まで全力で取り組むことが重要です。各部門や皆さん一人ひとりにおいても、目標の達成に向けて尽力し、新年度を良いかたちで迎えられるよう努力を重ねていただきたいと思います。

昨年は、企業収益や雇用情勢の着実な改善、個人消費の持ち直しなどもあり、国内景気は回復基調で推移しましたが、自然災害が頻発し被害が発生しました。当社においても物流停滞による物流コストの上昇、原材料や調達部品の価格上昇など、外部環境の影響を受けながら企業活動を進めてまいりました。夏の酷暑や防災需要の高まりなどから、ルームエアコンやポータブル石油ストーブの需要が増加しましたが、グループ全体で生産・販売面の対応に協力していただくなど、一年間を通して皆さんから多大な協力をいただいたことについて、改めて感謝いたします。

これから新たな1年が始まりますが、コロナはこれからもお客様の暮らしに寄り添い、新たな価値を提供できるよう、活動を続けてまいります。そのためにはグループ全体が全社一丸「げんこつの理」で、「創造と協創」を実現していくことが重要です。一人ひとりがそれぞれの立場で知恵を絞り、創造性を発揮し、コロナの新たな価値を創り上げることに尽力していただきたいと考えます。

また、企業は活動を進めていく上で、義務と責任を有しています。私たちはものづくりメーカーとして、絶対の安全・安心をもってお客様に商品・サービスを提供しなければなりません。企業を作るのは社員の皆さん一人ひとりの考働(考えて働く)です。それぞれがコロナの一員として、その義務と責任を果たし、創業90年、100年、そしてその先を目指して、歩みを止めず、コロナの成長・発展に尽力していただきたいと考えます。

結びになりますが、5月には新天皇の誕生とともに、新たな時代が始まります。しかし時代が如何に変わろうと、大自然のサイクルは変わりません。コロナは四季折々に変化する日本の風土に合わせ、生活者の利便性を追求した商品・サービスを提供し続け今日があります。新たな時代・・・、未来への入り口の扉を皆さんとともに押し開き、明るい未来へ邁進してまいりましょう。

本年が皆さんとご家族にとって良い年となりますよう心から祈念し、年頭の挨拶といたします。

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