令和7年度 関東地方発明表彰 「新潟県発明協会会長賞」「発明奨励賞」を受賞
2025年11月 6日
株式会社コロナ(本社:新潟県三条市、社長:大桃満)は、公益社団法人発明協会が主催する「令和7年度関東地方発明表彰」において、以下の2つの発明が「新潟県発明協会会長賞」「発明奨励賞」をそれぞれ受賞しました。今回の受賞により、平成元年(1989年)以降の当社の地方発明表彰受賞件数は、累計で95件となりました。
受賞内容
賞の種類:新潟県発明協会会長賞
受賞名称:曇り予報時の余剰電力を最適活用する給湯機
太陽光発電の余剰電力を活用する機能を備えたエコキュートに関する発明です。沸き上げ運転を行う際に、インターネットから時間帯別の天気予報の情報を取得し、沸き上げを予定している時間帯が曇り予報の場合は、その前後の天気予報から、晴れに近い時間帯に沸き上げを移動します。また、前後の時間帯が雨予報の場合は、余剰電力を活用せず、深夜時間帯に沸き上げ運転を行います。これにより、余剰電力を最大限に自家消費するとともに、買電による電力料金の増加も抑えることが可能となりました。
当社製エコキュートの2022年モデルから当該発明が採用されています。

賞の種類:発明奨励賞
受賞名称:給湯機の小型化を実現するバーナ構造
石油給湯機内部でバーナ(燃焼部)取付面を冷却するための空気を、バーナから噴出する火炎の広がりを抑えるように当てる構造としたことで、熱交換器の劣化を防ぎ、製品本体の小型化を実現することに関する発明です。当社製石油給湯機のUKB-EF472Fなどで当該発明が採用されています。
●受賞した発明が採用されている主な製品
(左)エコキュート CHP-37AZ1

(右)石油給湯機 UKB-EF472F(MSP)

地方発明表彰について (「令和7年度地方発明表彰 開催要項」から抜粋)
1.趣旨
本発明表彰は、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として大正10年に開始されたものです。全国を8地方に分け、北海道地方発明表彰、東北地方発明表彰、関東地方発明表彰、中部地方発明表彰、近畿地方発明表彰、中国 地方発明表彰、四国地方発明表彰及び九州地方発明表彰を実施し、各地方において優秀な発明、考案、又は意匠(以下「発明等」という。)を完成された方々、発明等の実施化に尽力された方々、発明等の指導、育成、奨励に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。
表彰式について
令和7年度の関東地方発明表彰の表彰式につきましては、下記のとおり開催されます。
日程:2025年11月20日(木曜日)
場所:水戸市民会館 (水戸市泉町1-7-1)
(公益社団法人 発明協会 https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R7/chihatsu_jusho.html)
| 【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社コロナ 〒955-8510 新潟県三条市東新保7番7号 TEL:0256-32-2111(代表)、E-mail:info@hode01.corona.co.jp ○報道関係からのお問合せ先・・・総合企画部広報室 |





