日本初 加圧式石油ストーブ「SB型」が日本機械学会の「機械遺産」に認定されました
2025年7月31日
一般社団法人日本機械学会(以下、日本機械学会)が認定する「機械遺産」に、株式会社コロナ(本社:新潟県三条市、社長:大桃満)が日本で初めて開発・販売した加圧式石油ストーブ「SB型」(以下、加圧式石油ストーブ)が認定されました。
「機械遺産」は、2007年に日本機械学会の創立110周年を記念して設けられた事業で、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、機械技術に関わる歴史的遺産として次世代へ伝えることを目的とするものです。これまでに126件の機械遺産が認定されており、当社の加圧式石油ストーブは新潟県において2件目となります。
加圧式石油ストーブについて

当社の創業者である内田鐵(てつ)衛(えい)が、安全で安価な軽油を使ったコンロの開発に独学で取り組み、1952(昭和27)年には、予熱パイプによる燃料の気化技術を確立し、その翌年には無煙・無臭の青い炎で燃焼する加圧式石油コンロを完成させました。
その後、加圧式石油コンロで培った燃料の気化技術を石油ストーブへ応用し、1955年(昭和30年)にコロナ瓦斯(ガス)式石油ストーブ「SB型」として発売しました。ハンドル一つで操作できる操作性や高い安全性から徐々に人気を博し、同シリーズ発売5年後の1960(昭和35)年には、当社の石油ストーブ生産量は全国の約30%のシェアとなるなど、当社石油暖房機の礎となった製品です。その後も、燃料の気化技術は、現代の石油ファンヒーター等の石油暖房機へ広く受け継がれ、生活の向上に大きく貢献しております。
展示のご案内
機械遺産認定を受けた加圧式石油ストーブは、8月25日以降に当社の技術開発センター1階ロビーに展示を開始する予定です。
【本件に関するお問い合わせ先】 株式会社コロナ 〒955-8510 新潟県三条市東新保7番7号 TEL:0256-32-2111(代表)、E-mail:info@hode01.corona.co.jp ○報道関係からのお問合せ先・・・総合企画部広報室 |